アメリカペンシルベニア州ランカスターで創業したハミルトンの歴史は懐中時計の製造から始まりました。創業当時から優れた品質と精度を備えた製品を世に送り出し、今日の礎を築きました。
ハミルトンの初期の懐中時計は、「The Watch of Railroad Accuracy」(鉄道公式時計)の称号を獲得。当時、正確な時刻を計測する方法がなく鉄道事故が相次ぐ中で、ハミルトンの正確な時計はこの問題の解決に大きく貢献しました。
アメリカ軍のオフィシャルウォッチサプライヤーとなったハミルトンは、兵士が身に着ける高品質で正確なタイムピースを製造するウォッチメーカーとしてその名馳せていました。このことがきっかけになり、懐中時計から腕時計の製造へとシフトしていきます。
アビエーション界への進出によって、ハミルトンの輝かしい歴史の新たなチャプターが始まりました。ハミルトンのアビエーションウォッチは、米国初のワシントンD.C.~ニューヨーク間の定期航空郵便公式時計に採用されました。
アビエーションにおけるエポックメイキングな出来事は、リチャード・イヴリン・バード海軍少尉の北極点到達です。15時間57分の歴史的飛行にハミルトンのアビエーションウォッチが選ばれたのです。彼は、北極点に到達した最初のパイロットで、基地に戻るまでに13分間その上空を旋回し続けと言われています。
高精度なハミルトンの時計は、カリフォルニア~ハワイ間のフライトを実現し、広大な太平洋の真ん中に浮かぶ島々の発見に貢献しました。わずかな誤差があったら偉大な発見をすることはできなかったでしょう。
1928年に発売されたパイピングロック。1928年のニューヨークヤンキースのワールドシリーズ制覇を祝し、ヤンキースのエンブレムを施した特別なパイピングロックが選手たちに贈られました。チームメンバーには、野球界の伝説ベーブ・ルースやルー・ゲーリックが含まれていました。
高性能のアビエーションウォッチで知られるハミルトンは、当時、アメリカの主要民間航空会社4社の公式時計を務めていました。また、ハミルトンは、ニューヨーク~サンフランシスコ間の初の大陸横断便公式タイムキーパーにも選ばれました。
ハミルトンの時計 ボルトンとフリントリッジが、映画「上海エクスプレス」で初めてスクリーンデビューを果たし、 映画のストーリーで重要な役割を担った。
ハミルトンは、アメリカ軍への膨大な数の時計を納入するため、一般用時計の生産を中止し、ミリタリーウォッチやマリンクロノメーターを含む100万個以上のタイムピースを製造しました。優れた製品が評価され、ハミルトンは米国陸海軍から「‘E’ Award」を何度も受賞しました。
ハミルトンが登場した映画「フロッグメン」がアカデミー賞2部門にノミネートされる。シアターのビックスクリーンで繰り広げられる激しいアクションにハミルトンの軍用時計が登場。これを機にハミルトンは映画界で一躍有名になる。映画界におけるハミルトンの存在感を決定づけることになった作品のひとつ。
ハミルトンは、世界初の電池式腕時計を開発し、時計史に大きな足跡を残しました。ベンチュラのユニークで未来的な盾形デザインは、著名なインダストリアルデザイナー、リチャード・アービブが手掛けたものであり、今日もベストセラーを誇っています。
ベンチュラの人気は、ロックンロール界のスーパースター、エルヴィス・プレスリーの腕元を飾ったことで最高潮に達しました。彼が出演したミュージカルコメディ映画『ブルーハワイ』で、登場人物である伝説の歌手にふさわしいアイテムとして選ばれました。
デザイナーのリチャード・アービブは、ベンチュラの成功後、ハミルトンのためにアシンメトリーデザインの別の電池式時計のデザインも手掛けました。中でも1600本限定生産のアルタイルは貴重なモデルとして語り継がれています。
1966年、スタンリー・キューブリック監督が新作の近未来SF映画『2001年宇宙の旅』に使用するユニークなタイムピースの製作をハミルトン依頼しました。このオファーを受け、ハミルトンのデザインチームは、映画と同様にアイコニックな腕時計と置時計を製作しました。
パルサーは世界初の発光ダイオード(LED)式デジタルウォッチとして時計史に名を残しました。ディスプレイにはLEDが使用され、ソリッドゴールド製ケースの側面にあるボタンでの操作を可能にしました。製造数はわずか400本。当時の車1台分よりも高価な2100ドルで販売されました。
5月16日、ハミルトンは現在のスウォッチグループの前身であるSSIHの傘下に入りました。ハミルトンは変わらずアメリカを本拠地に据え、高品質で高精度なタイムピースを製造するウォッチブランドとして確固たる地位を築きました。
未来的なデザインが人気を博してから数年、1980年代はクラシカルデザインへ回帰します。ハミルトンは、1920年代から60年代までのデザインを復刻版として再び販売しました。ボルトン、アードモア、ウィルシャー、ベンチュラをはじめとする人気モデルが、クラシカルウォッチのトレンドを牽引しました。
ハミルトンとハリウッドの深い関係は、『メン・イン・ブラック』、『リーサルウェポン4』、『インデペンデンス・デイ』、『リプリー』、『ダイハード』などを含むヒット作の登場人物の腕元を飾り、より一層強いものとなりました。
ハミルトンは、時計製造の中心スイスのビエンヌに本社と生産拠点を移しました。移転によって、「スイス製」という究極の高品質の称号を手に入れてたのです。
ハミルトンは、第一線で活躍するアクロバットパイロットでありブランドアンバサダーでもあるニコラス・イワノフとのパートナーシップを開始。レッドブル エアレースやスイス アクロバット飛行協会を含め、エキサイティングなエアレースおよびアクロバット飛行の世界に深く関わるようになりました。
ハミルトンは、映画製作の舞台裏で活躍する人々を称えるため、「ハミルトン ビハインド・ザ・カメラ・アワード」の記念すべき第一回目の授賞式をハリウッドで開催。ハリウッドを代表する一流の俳優たちがプレゼンターとして登場し、スクリーンの裏側にいる“スーパースター”たちの功績が高く評価されました。
ムーブメント製造専門メーカーETA社とのコラボレーションによって、ハミルトンは自社製の自動巻きキャリバーH-21およびH-31を開発。その3年後、H-10、H-30、H-40を相次いで開発。いずれも80時間もの標準持続時間を誇っています。
ハミルトンは、新たなアビエーションパートナーとしてヘリコプターで輸送や救助を行う有名なエアーツェルマット社のために、カーキ フライトタイマーを開発。また、ハミルトンでは世界各国で活躍する飛行部隊へのサポートも開始しており、パイロットから支持されるウォッチブランドとしての地位を確立しました。
ハリウッドで開催されたハミルトンの「ビハインド・ザ・カメラ・アワード」の成功を足掛かりに、拡大を続ける中国映画界に進出。映画製作の舞台裏で活躍する人々を称えました。
ハミルトンとハリウッドの絆はますます強固に。時が重要なテーマとなったヒット作『インターステラー』では、映画の製作チームと共に主人公の腕元を飾る特別な時計を開発しました。
ハミルトンが主人公の腕元を飾り再び大スクリーンに登場したのは、リドリー・スコット監督のSFサバイバル映画『オデッセイ』。カーキ ビロウ ゼロは、火星に置き去りにされた主人公のマーク・ワトニーのキャラクターを強く印象付けました。
これまでに450本以上の映画に出演してきたハミルトンですが、2014年公開の『インターステラー』、2015年公開の『オデッセイ』に続いて、SF映画『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』では、パイロットのジェイク・モリソンが身に着ける時計として、カーキ X-ウィンド オートマティック クロノグラフを提供しました。
1957年に発売された世界初の電池式時計であり、ハミルトンを象徴するモデル、ベンチュラの誕生から60周年。ベンチュラは誕生以来、スーパースターのエルヴィス・プレスリーをはじめ多くのファンを魅了し続けています。
ハミルトンは、レッドブル・エアレース ワールドチャンピオンシップの公式タイムキーパーに就任。世界各国から一流のアクロバットパイロット14名が集い、ワールドチャンピオンの称号をかけて、8か国で開催されるレースで競い合いました。
アビエーションウォッチ誕生から100周年。1918年以降、正確性、革新性、冒険心、精度へのこだわりによって、プロのパイロットたちがコックピットで身に着ける時計として支持され続けています。
年ハミルトンはハリウッド映画との強い絆にスポットライトを当てます。 これまで500本以上のハリウッド映画作品に登場してきたハミルトンの時計は、スクリーンに欠かすことのできない名脇役です。