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映画の名脇役 ハミルトンのタイムピース

「カーキ フィールド マーフ オート」

 

ハミルトンの時計は長い歴史の中で500本以上の映画に登場してきました。その中でも2014年公開の映画『インターステラー』は、最も存在感を放ち、重要な役割を果たした作品です。ハミルトンはこの映画のために特別に時計を制作。ファンの間で「マーフ ウォッチ」として親しまれたこの時計は、ストーリーの重要な鍵を握っていました。

 

荒廃した未来の世界を舞台に、NASAのチームが恒星間を探索しながら人類が居住可能な新たな惑星の探査に挑む壮大なストーリー。 

 

2014年10月26日、ロサンゼルスで映画『インターステラー』のプレミア試写会が開催された後、大勢の観客を魅了し、世界中からノミネートされた合計144の賞のうち44の賞を受賞したこの作品。ハミルトンは、監督のクリストファー・ノーランと、プロダクションデザイナーのネイサン・クロウリーと共にこの映画にふさわしい時計を制作しました。 

 

映画公開後すぐにハミルトンには「マーフ ウォッチ」の製品化を望む声が寄せられました。そして『インターステラー』の公開から5年を経た2019年、「カーキ フィールド マーフ オート」をついに商品化がついに実現。映画に登場するモデルを忠実に再現したこの時計。唯一の違いは、映画の鍵となるシーンへのオマージュです。秒針に、モールス符号で「Eureka(ユーリカ)」の文字がプリントされているのです。裸眼ではほとんど見えないこのサプライズ。その存在を知るファンだけが楽しむことができる装飾です。  

 

ケースは42mmのステンレススチール製で、ブラックダイヤルはサファイアクリスタルで覆われています。ハミルトンオリジナルのH-10自動巻きムーブメントは、約80時間のパワーリザーブを実現。ストラップにはブラックカーフレザーを採用。初回2,555本はネイサン・クロウリーがデザインしたスペシャルボックスに収められています。2,555という数字は、劇中に登場する“ミラーの星”の1時間が地球の7年=2,555日に相当することに由来しています。

 

このスペシャルボックスは、薄いアクリル板を使用し、映画の象徴的なシーンである“テッセラクト”(高次元空間)の時間軸を表現しています。この特別なボックスを開くと「カーキ フィールド マーフ オート」と共に、『インターステラー』ファンに鮮烈な印象を残した映画の決定的なシーンを思い起こさせます。  

 

この時計は『インターステラー』ファンに根強い人気を誇りますが、この映画にとって、なぜこの時計がそれほど重要な意味を持つのでしょうか?(※映画のあらすじを掲載しています。ストーリーの結末を含みますので映画をご覧になっていない方はご注意ください。)

 

タイトルから連想される未来的なイメージとは裏腹に、『インターステラー』は父クーパーとその娘マーフの絆を中心に描かれる愛の物語です。かつてNASAのパイロットとして活躍したクーパーは、人類の新たな居住地を探すミッションに選ばれます。異次元を探索するこのミッションに参加することを選んだクーパーは、娘マーフとの別れを惜しみながらも地球を旅立つ前に、マーフに自分の時計を手渡します。 

 

クーパーは五次元から、ある特異点まで進むと、地球とリアルタイムで娘マーフとコミュニケーションを取ることができることに気づきます。彼は彼女に残した時計の秒針を通じて、モールス信号で彼女にメッセージを送ります。まだ幼かった彼女は幽霊の仕業だと考えていました。

 

科学者となったマーフは、地球の未来を救うための手がりを探しに子供の頃寝室だった部屋に戻ります。一方クーパーは、人類を救うための鍵となる量子データを時計の秒針を通じてモールス信号で送信します。マーフは、子供時代に幽霊の仕業だと思いこんでいたものが、時空を超えて自分にメッセージを送ろうとしていた父親だったことに気づきます。

 

NASAの施設に戻ったマーフは、時計から得た信号を解読。ついに方程式を読み解いたマーフはその瞬間、「Eurekaユーリカ!(わかった!)」と声をあげます。彼女は人類が滅亡の危機にあった地球から脱出する方法を発見したのです。

 

映画「インターステラー」の名脇役、ファン待望の「マーフ ウォッチ」が2019年ついに登場します。