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AMERICAN SPIRIT • SWISS PRECISION
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いまを生きる男たちに似合う、「ハミルトン」というスタイル ②ジャズマスター編

写真:宇田川淳(静物)、森山将人〔TRIVAL〕(人物) 文:篠田哲生 スタイリング:石川英治(静物) 

 

アメリカで生まれ、スイスでつくられる時計ブランド「ハミルトン」は、伝統的なスイス時計とは異なる個性がある。今回取り上げるのは、アメリカ南部で生まれ、ニューヨークで花開いた音楽をモチーフとする「ジャズマスター」。その魅力を、ニューヨークと関係の深いクリエイターに語ってもらった。

ルイジアナ州ニューオリンズを発祥地とするジャズは、時代の変遷とともにスタイルを変えながら現代へと受け継がれてきた。ハミルトンの「ジャズマスター」もまた、さまざまなスタイルを取り入れながら、現代的な時計を表現している。

誰もが簡単に正確な時刻を確認できるスマートフォン時代に、あえて古典的な機械式時計を身に着けるというのは、機械式時計が歩んできた歴史と伝統に敬意を払うということでもある。太陽や月の動きから導き出された“時”という概念を、機械によって表現する機械式時計は、天才たちがつくり上げた人類の英知の結晶だった。そして正確な時計が社会のルールをつくり、社会を円滑に運営するルールとなった。つまり時計は文化遺産なのだ。だからこそ、趣味性が高まった現代の時計選びにも、文化の薫りはとても大切になる。アメリカ生まれのハミルトンは基本的にアメリカ文化の影響下にあり、それがスイスブランドとは違った味付けになっている。「ジャズマスター」は、多くのパーツが誤差なく動く姿をジャズミュージシャンのセッションに見立てたコレクションであり、モダンな時計たちが揃っている。

時計の個性を楽しむ「ジャズマスター オープンハート」

TAKAHIRO(ダンサー、振付師)●1981年生まれ。2004年に渡米。世界一有名なHIPHOPエンターテインメントコンテスト『NY APOLLO Amateur Night TV Show』にて、史上最高記録となる9大会連続優勝を達成。マドンナのワールドツアーにも参加し、世界的ダンサーとして認められる。現在はアーティストの振付など、マルチに活躍している。http://takahiroueno.panoptes-dev.com

多くのミュージシャンやエンターテイナーを輩出した伝説の劇場アポロシアターに立ちたいという一念で、ニューヨークに旅立ったTAKAHIROさん。現地で実感したのは、自分がいかにヒップポップを表面的に、ファッション的に考えていたかということだった。

 

「ヒップホップは文化だった。初めは自分も同列に立つことを目指しましたが、文化を乗り越えるのは難しい。だから日本人として、いろいろな要素をミックスしていった。その混ざり合いこそが、新しいアミューズメントとして僕が提案できることだった。ニューヨークは多様性の街だからこそ、お互いを認め合うという文化がある。僕の個性はニューヨークだからこそ認められたのでしょう」

TAKAHIROさんにとって、時計もまた個性を表現するモノである。

 

「時計は好きです。男性にとって、自分のこだわりが出せる数少ないパートですし、小さなケースの中に無限の宇宙が詰まっているという面白さがある。そして時を刻むだけでなく、思い出をとどめるものでもある。だから僕は人生の節目に、時計を買いたいです。ハミルトンには”俺は俺だ“というアメリカ的な意志の強さを感じます。ムーブメントを見せてしまうなど、そこには遊び心やロマンも感じさせる。腕に人知を超えたモノがあるというだけでもワクワクしますが、その動きが見えるのもいいですね」

 

個性が響き合う時計との出合いとなった。

ムーブメントの地板を肉抜き加工し、さらにはダイヤルもカットすることで、いつでもどこでも振動するテンプなどが見られるようにした。しかもカットのデザインは大胆にしてモダンであるため、腕元が華やかにまとまる。ケース径は36㎜と小ぶりなので、さりげない主張を楽しめるだろう。なお、搭載するムーブメントH-10は、連続駆動時間が80時間もあるのでゼンマイトルクが安定し、高い精度を実現する。

ダイヤルを大胆にカットアウトしたダイヤルからは、チクタクと正確に時を刻むスイス製ムーブメントの姿が見える。ケース径が36㎜と小ぶりなので、手首にすっと馴染むのだ。

信頼という気持ちをかたちにした「ジャズマスター オートクロノ」

正田真弘(フォトグラファー)●1977年生まれ。アシスタント時代を経て2005年に渡米。2008年に『IPA(International Photography Award)』のセルフポートレート部門で金賞受賞。帰国後は、グラフィック広告、テレビコマーシャル、雑誌連載等、幅広いジャンルの作品を数多く手がける。2016年に作品集『DELICACY』を上梓。https://wtny.jp/shoda

旅行気分で行ったニューヨークに惹かれ、ここで暮らして写真を撮りたいという情熱にかられた正田真弘さん。

 

「多様性の街ニューヨークには自由があり、“これしかやらない”を認めてくれる。自分の専門性をとことん磨き、深めてくれる場所でした。それが今の仕事につながっています」

 

帰国後は、広告写真の世界で活躍。その中で興味をもち始めたのが、“きちんとした腕時計”だった。

 

「多忙な出演者に合わせて分刻みのスケジュールですから、撮影中でも瞬時に手元で時間を確認できる時計は欠かせないものです。しかも出会った瞬間であっても、相手に自分のことを信用してもらえないといい写真は撮れない。そのためにも品のある身だしなみはとても大切。そこには時計も必要でしょう」

 

ファッションも含め、アメリカ文化にずっと親しんできたという正田さんが、ハミルトンに惹かれるのは自然なことだった。

 

「マットなグレーダイヤルが綺麗ですし、パッと時間が読み取れ、視認性が高いのもいいですね。ほどよい重みがあり、上質なものを着けているという気持ちにしてくれます。ジャズマスターという名前を聞いて、ニューヨークの街のいたるところでジャズが演奏されていたことを思い出しました。いまでもニューヨークに行くと、なんとか生き抜いてきた当時の気持ちになる。もっと成長しないといけないと思わせる場所、それがニューヨークなのです」

 

ニューヨークを投影した時計を腕に、正田さんはさらに進化する。

 大きさが異なるインダイヤルやシャープな形状の針&インデックスでモダンさを表現したクロノグラフ。ケースサイドに沿うようにデザインしたプッシュボタンのおかげで、42㎜というサイズ以上にタイトな雰囲気になる。クロノグラフならではの速度計測用のタキメーター目盛りが入っていないことに加えて、ダイヤルやストラップを上品なグレーでまとめているため、品格ある腕元が完成する。

シャープなドーフィン針に楔型のインデックスを合わせて、シャープで切れのあるルックスに。上下のインダイヤルが積算計で9時位置が秒針。大きさを変えることでモダンに見せる。

玄人好みのドレスウォッチ「ジャズマスター オート」

福永壮志(映画監督)●1982年生まれ。2003年に渡米し、2007年にニューヨーク市立大学の映画学部を卒業。2015年に初の長編映画となる『リベリアの白い血』がベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品。ロサンゼルス映画祭で最高賞を受賞する。現在は東京を拠点に活動し、日本が舞台の作品を製作。この秋には長編二作目となる『Ainu Mosir』が公開予定。https://takeshifukunaga.com

映画の都はハリウッド。しかしインディペンデント映画の本場はニューヨークである。この地が福永壮志さんを育んだ。

 

「ニューヨークには、映画だけではない文化があります。さまざまなバックグラウンドをもった多才な人々が集まるからこそ、そこから抜きん出た存在になるにはオリジナリティが必要になります。初めは、日本人的ではないものを探しました。でもルーツは変えられない。むしろそこに向き合うことが大切だと思うようになりました」

 

昨年夏から日本に活動拠点を移したが、改めて日本の良さ、アメリカの良さを再認識しているという。

 

「日本とニューヨークの映画環境ではいろいろな違いがあります。日本はスタッフ個々の技術はとても高いのですが、トップダウン式に慣れてしまっているのか、柔軟性に欠けるところがあります。一方、ニューヨークは一人ひとりの主張が強くて、ディスカッションを重ねながら進めていく。だから人選が重要になりますが、個性をぶつけ合いながらつくっていく作業は楽しいですね」

 

個性をぶつけ合いながら心地よいハーモニーをつくる。それはまるでジャズのようでもある。

 

「年齢を重ねるごとに、見た目だけでなく、調和や心地よさも大切だと感じています。それは時計も同じですね。この時計はシンプルな機構でサイズのバランスもよくて腕馴染みがいい。ダイヤルの深いブルーの色合いも綺麗です」

 

新しい個性との出合いが、福永さんに新しい視点を与えるのかもしれない。

クラシカルなローマ数字インデックスを使用したドレスウォッチだが、ブルーの発色で個性をつくる。搭載するムーブメントのキャリバーH-10には、最新テクノロジーを駆使して生まれた非磁性合金のニヴァクロン™を使用したヒゲゼンマイを使用しているため、機械式時計の弱点である磁気帯びを防ぎ、高い精度を維持することができるようになっている。

端正な3針ノンデイトのドレッシーウォッチ。ローマン数字のインデックスがクラシックな雰囲気を演出するが、ダイヤルカラーはトレンド感のあるブルー。さりげなく腕元のアクセントになってくれる。

世界中から才能あふれる人々が集まり、切磋琢磨する街ニューヨーク。ここで揉まれ、世界へと羽ばたいていった3人のクリエイターは、「ジャズマスター」を通じて、大きな転機となったあの時代に思いを馳せる。

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